7月29日30日の二日間で国宝松本城太鼓まつりに出演してきました。
7/28(金)
今回の舞台は自主公演に次ぐ大きな舞台と言っても過言ではないのでしょうか。
明日のため全員でスタジオから太鼓の搬出をしています。
先ずは一番大きな太鼓3尺3寸の大太鼓をスタジオから搬出してハイエースに積み込みました。
全長・最大径とも140cm、全重量250kgを超える大太鼓です。ハイエースのワイドキャビンでぎりぎりでした。
この太鼓1台でもう一杯になってしまい後の器材はトラックへ積み込みました。
7/29(土)本丸メインステージ
あさ6:30に集合し、7台の車に便乗して出発しました。
途中事故渋滞に巻き込まれ松本に到着したのは11:00の受け付け開始時間ぎりぎりでした。
遅刻かと思いヒヤヒヤドキドキ、遠くに出かけるときは時間に余裕を持たないとですね(>_<)
ようやく松本につきました、これから荷下ろしです。
観光目的のお客様もたくさんいて車の乗り入れも厳しく舞台袖までは入れないため
トラックいっぱいの太鼓を地元スタッフの皆様にお手伝いいただき、リヤカーなど何台にも入れて何回も運び入れました。
決められた太鼓スペースに太鼓を収め、リハーサルに向け太鼓の準備に追われました。
場当たりだけ、場ミリもできないリハーサルでした。
リハーサルを終え控室に戻りやっと軽めの昼食をとり着替えをすませ本番までの大切な時間です。
それぞれが個々に思い描くステージへのイメージの青写真はどのようなものなのでしょうか。
さぁーいよいよ本番間近になりました。
ステージへと向かう姿にも凛々しさが感じられます。
本番前の記念撮影「ハイ、ひびき」パシャリ、緊張を和らげる瞬間です。
いよいよ和太鼓響のステージの始まりです、時折小雨の降る中太鼓を舞台袖まで運び、雨が上がると信じ出番を待ちました。
このステージは「大太鼓」「打音」「韋駄天」の3曲を選びました。いずれも自信をもってお勧めできる曲です。
「大太鼓」
「打音」
「韋駄天」
演奏中は雨も上がり大勢のお客様にはぬれずに観てもらう事ができてとっても良かったです。
太鼓を片付ける時にまた雨が降り出し、地元スタッフの方々のご協力を得て無事トラックに収めることが出来ました。
細部にわたり気を使って頂いた素晴らしい地元スタッフの皆様に感謝です、本当にありがとうございました。
ステージも終わりお城の前で記念撮影です、みんなも長かった一日の終わりに安堵の笑みを浮かべていました。
ステージもすべて終了して今夜お宿についたのは午後の10時ごろでした。
大人数とチェックインが遅いために夕ご飯は大広間を借りてコンビニ弁当になってしまいました。
食事も済ませ早くお風呂に入り、明日のステージの為にゆっくり休んでください。
「おやすみなさーい」
7/30(日)
「おはようございます。」
今日は駅前演奏です。
旅館の朝食を頂き、朝風呂に入り、気持ちも新たに「いざ出陣!」
今日お天気は最高にいい天気でした、駅前の温度計は29度を表示していました。
駅前のステージは、「はじめまして」「つばさ」の二曲を準備しました。
「はじめまして」
駅前ステージにもたくさんのお客様がいて大変盛り上がりました。
「つばさ」
みんなの笑顔がとってもいいですねぇー(^o^)
松本城太鼓まつりに出場が決まってから一週間に二度三度と稽古を重ねみんなで作り上げてきたステージも終わってしまいました。
安堵の気持ちともう終わってしまう淋しさとなんだか複雑な気持ちになりました。
本丸メインステージと帰りのインターでの嬉しい一言を紹介します。
メインステージで響のステージを待ってる響スタッフが隣の老夫婦声をかけられました。
「和太鼓響って埼玉の響さんだよねー大宮とかでもやってるよね知ってるよ、大好きなんだよね!こんなところで会えるなんて嬉しいねー」
演奏後には「やっぱり良いよ!今日も楽しませてもらったよ」
帰りのパーキングでは
「太鼓良かったよ!埼玉でやるときはまた見に行きますよ、がんばってね」
遠い長野県まで来て和太鼓響を知っている方がいるって嬉しいです!二組の方からこんなにお褒めの言葉を頂きました。
何はともあれ大きな事故もなくみんなで出し切った二日間でした。
みんなありがとういい経験ができたね!