5月15日(金)
皆さんお元気ですか?大変ご無沙汰しています。
全世界が新型コロナウィルスの猛威に侵され世界中のたくさんの人々が感染の恐怖と戦い日常生活を自粛しながらの日が続いています。
今年はお花見も出来ませんでしたのでこのブログの中でお楽しみください。
左は晴天の日の桜、右は雪の日の桜です。
こんな変な陽気に変なウィルスの感染世の中どうかしてるぜ!(怒)
新型コロナウィルスのせいで和太鼓響も日常の生活スタイルも3月から太鼓のステージも中止となり稽古も自粛せざるを得ない状況となりました。
メンバーも子供から大人まで皆さんストレスがかなり溜まっているようです。
このような事態に自宅で簡単に出来る稽古メニューの動画の配信がメンバーからあったりしてみんなで楽しみながらストレス解消をしています。
私のストレス解消方法は普段なかなかできない太鼓に必要な道具作りや道具の手入れに時間を費やしています。
先ずは太鼓の撥を各種作りました。
一般には大太鼓用の太いバチは桧の角材から削りますが長胴太鼓用バチや締太鼓用バチなどの細いバチはいつもステージや稽古で使っているバチが傷になったり汚れたりしたものを太いバチから段々細いバチに削って新品同様になったバチに新たなに息吹を入れ復活させています。
木工旋盤の両センターに角材の中心を押し当て機械を回転させて専用の刃物にて少しづつ角を取ってい行きます。
何回か角取りの作業をして完全に丸くなるまで削ります。
寸法少し手前までまで削り込み後はヤスリとペーパーで寸法に仕上げます。
何日か時間をかけ何種類のバチを数セット作りましたので紹介します。
写真ですと大きさやテーパーの角度の違いが良く分からないかもしれませんがそんな気持ちで見て頂けたらそれなりに……
その前にテーパーとは・Φとはどういう意味?分からない方のためにお答えいたします。
テーパーとはバチの左右の太さが違っていて角度をつけて削っています。
Φ(ファイ)とは円の直径(バチの太さ)を表します。
では、左からご紹介しましょう。
担ぎ桶胴太鼓用/長胴太鼓用(小・大)/締太鼓用テーパー(小・大)/屋台ばやし用テーパー/
大太鼓用(Φ38×530)
次は太鼓の台の修理を紹介します。
大平太鼓(3.3尺)据置台の高さの調整をしています。
和太鼓響ジュニアチーム「神 童」用に使い易くするための大改造です。
ついでに軽量化を図るために木の株をバラし、小さくする大掛かりな作業となってしまいました。
重量にすると10㎏ほどの軽量化に成功しました。大成功!
これから微調整をしていくところです。
完成でーす。\(^o^)/
今回は今迄使っていた物をリメイクしたので直せない部分もあり出来栄えは今いちなのですが少しスリムになりました。
これからいつまでもこの台と付き合っていきながら色々な歴史の塗り替えを後世に伝えていってほしいものですね ( ◠‿◠ )
新型コロナなんか太鼓のパワーで吹き飛ばしてやりたいですね、早く終息してほしいものです。
全国の太鼓打ちの皆さん、コロナ負けずに頑張って太鼓楽しみましよう!